トノンの特徴や獣医師からみたおすすめポイント【飼い主さんから聞いた体験談・口コミ・評判あり】
愛犬のお口の問題に多くの飼い主さんが悩まれています。中でも飼い主さんが感じるトップ3は、口の臭い・歯の汚れ・歯周病菌です。
今回ご紹介するのは、この3つの問題に対して、【浮かす】【潤す】【守る】といった多角的アプローチでトータルケアを行う『トノン』です。
目次
トノンの商品概要
商品名:トノン
形状:ジェル状
全成分:水、グリセリン、ソルビトール、セルロースガム、乳酸菌発酵エキス、ラクトフェリン、リベチン含有卵黄粉末、デキストリン、ナタマメ種子エキス、ウメ果実エキス、チャ葉エキス、グリチルリチン酸2K、グレープフルーツ種子エキス、ステビア葉/茎エキス、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液 、メリアアザジラクタ種子油、BG、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス
金額:通常8,760円 定期便:4,370円(初回2,100円)
定期縛り:なし
公式サイトURL:
トノンの特徴
トノンはジェル状タイプのサプリメントで、ご飯にかける、舐めとらせる、歯磨き粉として使用など様々な使い方ができます。
また、有用成分が12種入っている上に体に優しい製品です。
ここでは成分や特徴について詳しく解説します。
12種もの有用成分を配合
ヒト脂肪細胞順化培養液エキス配合
再生医療の発展で注目されている「ヒト幹細胞培養液」を配合しています。
基本的にはヒト幹細胞培養液は、保湿作用で用いられます。
成長因子やサイトカイン、体に必要なタンパク質などを多く含まれ、歯周病の再生治療でも研究されています。体内にある幹細胞を誘導して歯周組織の再生が期待できます
汚れを浮かせる
4種の有用成分であるウメ果実エキス、ナタマメ種子エキス、ラクトフェリン、リベチン含有卵黄により、歯石・歯垢の原因にアプローチします。
乾燥を防ぎ口臭予防
4種の保湿成分である、グリセリン、ソルビトール、メリアアザジラクタ種子油、BGにより、唾液の分泌・保湿により口臭を予防します。
菌の繁殖を抑える
3種の保湿成分である、乳酸菌発酵エキス、チャ葉エキス、グルチルリチン酸2Kにより菌の繁殖を抑え、口腔内の環境改善をします。
体に優しく、安心・安全
無添加
保存料、着色料、人工甘味料、パラベン、エタノール、研磨剤、フッ素、合成香料、発泡剤不使用で安心です。
石油・化学由来の防腐剤フリー
メチルパラベン・亜硫酸ナトリウム・ラウロイルサルコシンナトリウム・ソルビン酸カリウムが含まれていません。
犬の歯磨きは様々な添加物が入っているものが多いです。こういった防腐剤がはいっていないものは安心です。
GMP認定取得工場での製造
医療レベルの向上で製造されています。出荷前にも一般性菌数検査を行っています。
トノンのコスパの良さ
1つあたり4,370円(定期便)で30g入っています。
1回0.5~1gを目安で使用するので1か月ほど持ちます。
そのため、1日あたり145.7円となります。
小さい子であれば少し量を減らせますし、中型犬などにはかなりコスパが良いですね。
獣医師のおすすめポイント
トノンは有用成分が豊富に入っていながら、添加物フリーで体に優しいのは嬉しいですね。特に、歯科の方でも今注目されているヒト幹細胞培養液に関しては期待できそうです。
ジェル状になっているので様々な与え方ができます。愛犬の好みに合わせて選ぶことができますね。
香料や人工甘味料が入っていない代わりにステビア葉を使用して甘く美味しくしているのも食べやすく良いですね。
まず、ジェル状だといつものフードにかけることができます。手から舐めとらせるのも簡単ですね。普段から特にオヤツが好きな子にはうってつけです。特別感をだしてご褒美に与えると喜ぶ上に歯のケアにもなります。
また、ジェルで舐めとらせることで口元を触る練習にもなります。最初は舐めとらせる、次に口をタッチしてから舐めとらせます。徐々に歯茎のタッチ、奥歯のタッチなど触れる範囲を広めていきましょう。
触れるようになったら、シートタイプの歯磨きにチャレンジできます。
シートタイプにトノンをつけて擦るのも効果的です。シートタイプが問題なくできれば歯ブラシに移行します。
歯ブラシの場合も歯磨き粉代わりとして使ってあげると効果的です。
人だとキシリトールが良く使われますが、犬はキシリトールを摂取すると中毒を起こします。トノンはキシリトールが入っていないので安心して使えます。
使用時に注意したいこと
卵アレルギーがある場合は注意が必要です。
トノンの他にもおすすめの歯磨きグッズがありますので、ぜひあわせてご覧ください。
トノンを使用した飼い主さんからの口コミ・体験談
小さいときから歯磨きが嫌いでしたが、最近は高齢犬になって更に口臭もすごかったです。あとは、歯磨きが特にきらい!ですが、ペロペロなめてくれました。ジェルなので飼い主としてはケアしやすいし、ブラッシングできなくても歯茎に塗ったりできるのでとても良かったです。 無添加なのも、安心だとおもいました。高齢犬ですので、エサやドッグフードにも気を遣っています。なのでお口のケアも無添加のトノンであれば他の製品よりも安全性は高いのかなとおもいました。そのぶん、使用期限は気にかかりましたが。 簡単に手にできるお値段ではないので継続していけるかは分かりません。もう少し手に取りやすい料金であれば続けていけるのではと思います。
(ダックスフンド/15歳)
僕の愛犬の豆柴も4歳を迎えて、ぺろぺろ舐めて来たり欠伸をする時に少し口臭が気になるので歯磨きガムや歯磨きシートなどを試したんですが最初は興味本位でしてくれたんですが、すぐ飽きて続かなくてうちの子には合わないと悩んでた時に通ってる動物病院の待合室でイヌの歯磨きについて偶然来てた方と盛り上がり、その話の中でトノンと指サック歯磨きの組み合わせが良いとお聞きして、うちの子にしてみたらトノンの甘い味とハーブの香りを気に入ってくれたみたいで指サックにトノンを塗るとすぐ寄ってきて舐めてくれます。使い始めて口臭の変化を感じたのは10日目ぐらいからです。ちょっと気にしてた愛犬の口臭も無く今ではハーブの良い匂いがするくらいで、飼い主の僕も気に入ってます。
(豆柴/4歳)
我が家の愛犬は、ウェットフードを好んで食べているため毎日しっかりと歯磨きをしないとすぐに虫歯になっていました。掛かりつけの獣医さんから歯磨きの方法を学びましたが、私が自宅でブラッシングをしようとするとすぐに逃げ出してさせてくれませんでした。そのため2週間に1回は動物病院で歯磨きを受けていて、コストも掛かっていたものです。愛犬仲間からトノンなら嫌がらずに歯磨きをしてくれるのではないかとアドバイスをもらって、使用するに至りました。ガーゼにトノンをつけて歯茎をマッサージするように使用をしたところ、以前とは違って大人しく歯磨きをさせてくれたのには驚きました。おそらく、トノンは低刺激性となっているため、愛犬にとって怖がらなくていい歯磨きジェルだと感じたようです。定期的な動物病院の通院をすることもなく、飼い主としてはとても有難い商品です。
(パグ/6歳)
口コミ・体験談について
収集期間:2021年07月05日~2021年07月19日
収集先:クラウドソーシングで利用者を募集し収集。
回答数:56名
長く続けるものだから、安全なものを
歯のケアは早ければ早いほど良いです。歯周病がひどくなると、最終的には抜歯が必要になります。できればおじいちゃん犬、おばあちゃん犬になっても健康な歯を温存したいものです。
口腔ケアには終わりはありません。そのため、効果的かつ無理なく続けられるかがとても大切です。また、美味しいもので続けやすくても、健康に害になってしまっては元も子もありません。
犬用の製品は人と異なり、あまり摂取しない方が良い成分が含まれていることが多々あります。
なるべく添加物が少ないもの、中毒を起こさないもの、など配慮されたものを選ぶことをお勧めします。
今、愛犬の歯磨きは何を使用していますか?まだ何もしていない方は、オヤツとして与えながら、歯磨きすることを目標に口元を触る練習から始めましょう。
既に歯磨きされている方は、美味しい歯磨きペーストとして使うと愛犬にとって楽しい時間になりそうです。
愛犬とストレスなく安全に、口腔ケアをしていきたいですね。
この記事を書いた人
千葉 恵
獣医師
日本獣医生命科学大学卒業
卒業後、千葉県の動物病院にて小動物臨床に従事